通信速度の規格

スマホの通信速度の3G、4G、LTEって何?

最近、スマホのCMなどで「3G」、「4G」、「LTE」といった言葉を頻繁に聞くようになりました。これは何かというと、モバイル通信の規格を表すものです。3Gや4Gで使われている「G」というのは、英語で世代を示すGenerationの頭文字をとったものです。つまり、3Gならば第3世代、4Gならば第4世代ということです。

ということは1Gや2Gはあるのかということですが、勝では1Gや2Gのモバイル通信規格もありました。1Gはアナログ方式の通信規格であり、音声をアナログ電波で送信する企画です、ノイズが乗りやすく盗聴されやすいという課題も残っていました。次に登場したのが2Gであり、2Gはデジタル方式になってから、メールやネットの利用に対応した規格です。今や懐かしいNTTドコモのmovaがこれに当たります。

3Gが普及したのは2000年代のことです。2Gより高速化され、速度は数Mbps〜14Mbps程度となりました。NTTドコモのFOMAがあります。そして、時代は3Gから4Gへと移行しつつあります。通信速度は75Mbps〜100Mbps程度へと高速化され、エリアも3Gエリアには及ばない(3Gは100%に近い人口カバー率)ものの、現在休息に拡大しています。

では、LTEとは何なのでしょうか。そもそも4Gは、複数の通信規格を総称した呼び名であり、LTEはその一種です。国内の大手携帯会社では独自の名称でLTE対応のサービスを提供しています。NTTドコモならばXi(クロッシィ)、KDDIならばau 4G LTE、ソフトバンクならばソフトバンク 4G LTEです。

LTEは最近特に勢いがある通信規格です。LTE対応スマホを利用すれば、3Gよりも高速な通信をすることができ、動画を見たり、アプリをダウンロードしたりといったシーンにはぴったりです。その様な使い方がされることが多いスマホの利用に際しては、必須の通信規格であるとも言えます。

ただし、現在は1か月に通信するパケット量が一定量を超えると、通信速度が128kbps程度に制約されることがあるため、使いすぎには注意が必要となります。

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