データ通信速度のkbpsとは
インターネットの広告などを見ていると、bpsという単位を目にすることがあります。これは何なのでしょうか。
これは、インターネットの回線速度を表現する時に使われる単位であり、「Bits Per Second」の略です。つまり、1秒間に何ビットのデータを転送できるかという意味であり、例えば1bpsであれば1秒間に1ビットのデータを転送できるということです。
一般的によく目にする単位にはKbpsやMbpsがあり、Kはキロ、Mはメガを魅しています。つまり、KbpsよりもMbpsのほうが単位が大きく、通信速度も速いということになります。
では、快適に使用できる速度はどれくらいなのでしょうか。“快適に”というのは、人それぞれの主観によって異なることですが、一般的にストレスを感じることなく使用できるスピードは3〜5Mbpsであるとされています。このくらいの通信速度であれば、よほど思い動画やページでなければスムーズに閲覧・視聴することが出来ます。逆に、1Mbpsなどの低速であれば、動画をスムーズに視聴することが出来ず、イライラする人も多数出てくることでしょう。また、本当にサクサクと動いてストレスを一切感じないスピードは8〜10Mbpsくらいであるとされています。
ここで、次のような疑問を抱く人が居るかもしれません。
「ネット回線の宣伝とか見てたら、よく『最大150Mbps』とか書かれてますよね？10Mbpsでサクサク動くなら、この回線速度ってめちゃくちゃ早いじゃないですか！」
たしかに、実際にその速度が出れば非常に速いスピードですが、この数字はあくまで理論値であり、あまり頼りになるものではありません。実際にその速度が毎回でるというわけではなく、ネットを使う場所、時間帯、端末、回線の込み具合などによって毎回大幅に変化し、実際の速度は理論値よりもずっと下回ることがほとんどです。